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ある日の活動日記

肢体障害者のためのパソボラ養成講座
日時:2006年9月10日 10時から16時
会場:坂戸市コミュニーテイーセンター内・ボランティアビューロー

準備期間の少なかった今年の講座は「障害の理解と障害別の配慮について」であったが、そこは坂戸パソボラ、当日のメニューは充実した内容だったと思う。
相変わらず参加申込みの受付や、お弁当のとりまとめをして、今回はサポートで体験している「オペレートナビ」の紹介を担当した。 勉強不足で十分な説明はできなかったが、おおまかなところは伝えられたかな!?…と、後のことは濁すことにして、講座の様子など写真で紹介します。

講座の内容

  1. 肢体不自由者(障害者)の理解
  2. さまざまな入力ソフト・入力機器の紹介と体験
  3. 相談やサポートの要請にどう応えるか
川島ひばりヶ丘養護学校櫻井宏明さんの講義 最初に、「障害の理解と障害別の配慮について」約1時間、川島ひばりヶ丘養護学校教諭の櫻井宏明さんの講義を聞く。ボランティア間の連携やお互いが学んで行く姿勢が大事。


ひらがなキーボード 大型キーガード付きキーボード 講義のあとは、「さまざまな入力ソフト・入力機器の紹介と体験」に移り、ひらがなキーボードや「大型キーガード付キーボード」などを触ってみる。


トラックボール マウスの代わりをするトラックボール。指1本で中央のボールを回せるので、手や指のちからの弱い人に便利です。
左下の三角のような部分を押すと「左クリック」右下の三角のような部分を押すと「右クリック」の役割をする。


らくらくマウスボタン式1 らくらくマウスボタン式2 らくらくマウスのボタン式を使って入力を試してみる。


Hさん自作のヘッドポインター Hさんがヘルメットを利用してヘッドポインタを作った。細い棒を固定させたヘッドポインタでキーを操作して、体位に負担がかかる状況などの実体験をした。


らくらくマウス・ジョイステック型を用いてピートの説明 らくらくマウス・ジョイステック型を用いて、肢体不自由者のかたのための入力をサポートするソフト 「ピート」の使い方の説明をするOさん。仮想キーボードや、スイッチでのスキャンなど、いろいろな方法で入力できる。 一度使った単語や語句は登録され、次に単語の一部を入力すると前に使った予想される語句が出てくるので、語句を繋げて行くだけで文章が作れる。


音声入力ソフト、ドラゴンスピーチのデモ 音声入力ソフト、ドラゴンスピーチのデモをするIさん。以前に聞いたときよりもマイクを通してしゃべる言葉がそのまま、文字で表れて間違いがないのに驚いた。
それには、マイクを市販の物で代用したり、付属の備品の代用に手持ちの物を使わないこと!ここを注意することが大事だそうです。


寄贈されたオペレートナビサポーター版 オペレートナビのサポートの様子 NECから寄贈されたオペレートナビサポーター版で勉強しながらサポートを続けている様子と、スイッチを工夫している点や操作方法などを説明しながらオペレートナビの紹介を行った。 サポーター版はスイッチの代わりにF11とF12のキーが割り当てられている。

オペレートナビのスクリーンキーボード オペレートナビの紹介をする 「スクリーンキーボード」をスキャンしながら、メールを書いている画面と、オペレートナビをF11とF12のキーをスイッチの代わりに操作しながら紹介をするわたくし。


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